胃がんによる日本人のがん死亡数は、2024年までのデータで、第4位(男性3位、女性5位)となっています。
ピロリ菌治療などが広まり、以前より減ってきているものの、依然として重要ながんです。
胃がんは早期に見つけると、内視鏡治療(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術)だけで完治が期待できる場合があります。胃がんを早く見つけるには、バリウム検査(胃X線)と胃カメラ(内視鏡)があります。
2023年の報告1によると、内視鏡検診を受けた人では胃がん死亡リスクが約48%低下した一方、バリウム検査では約20%低下にとどまっているという結果でした。内視鏡検診でより大きな死亡率低下が報告されており、その有効性が示唆されました。ただし、いずれも観察研究に基づく結果であり、現在進行中の臨床試験の結果が待たれます。
胃がんは早期発見・早期治療が何より大切です。バリウム検査でも胃カメラでも、大切なのは定期的に検査を受けることです。
近年ではAIによる診断支援により、10mm以下の小さな胃がんの検出率向上が報告されています2。
当院では、AIによる診断支援に加え、経験豊富な医師が丁寧に観察を行い、鎮静剤を用いて苦痛の少ない胃カメラ検査を実施しています。
胃がんの早期発見・早期治療を通じて、ご自身の胃を守り、美味しく食事を楽しみながら健康に過ごすためにも、年齢やピロリ菌感染歴、ご家族の胃がんの既往などに応じた定期的な検査をおすすめします。
「検査を楽に。人生を楽しく。」を理念に、これからも安心して検査を受けていただける環境づくりを続けてまいります。
- Tang T, Hamashima C, et al. Radiographic and endoscopic screening for gastric cancer mortality: a systematic review and comparative meta-analysis. Lancet Reg Health West Pac. 2023;35:100741.
- Goto C, Nakagawa R, Horio R, et al. Impact of Artificial Intelligence-Assisted Endoscopy on Screening for Upper Gastrointestinal Cancer in Real-World Clinical Practice. Dig Endosc. 2026;38(5).
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駐車場完備





